深夜、いつものようにビデオに録画してあった番組をDVD-Video化する為に、パソコンでビデオデッキの映像を録画しつつ睡眠。
数時間後の朝方ふと目が覚めると、パソコンがシャットダウンして沈黙しているのに気が付いた。しかしビデオデッキはまだ動いたまま。これは明らかにおかしい。
パソコンの電源を入れてみるが、すぐにシャットダウンしてしまう。そしてふとある事に気付き、再度パソコンを起動しながらパソコン本体の動作音を聞いてみる………やっぱりだ。あの特有のうねり音がしていない。CPUクーラー(GIGABYTE GH-PCU31-VH)が動いていないのである。
バカな私はそれでも再度起動してBIOS画面からハードウェアモニターで確認してみる。やはりCPUクーラーの回転数表示が“N/A”になっている。そしてCPUの温度は……うげっ!91℃!!ヤバすぎる!ケースを開けるとファンは回っていないのにクーラーに付いているLEDだけは空しく点灯していた。
実は数週間前にも同じ症状が起きていて、その時は運良くGH-PCU31-VHが再稼動してくれたのだが、今度はパソコンを何回再起動しても(呑気なバカ)CPUファンが回り出す事は無くこれは完全にご臨終。GIGABYTEの公式発表ではGH-PCU31-VHの寿命は約50,000時間との事だが、まだその半分以下も使っていないで壊れるとは…。
そんな訳で、今日も家でじっくり寝て過ごすつもりが、遠方の自作パーツを扱うパソコンショップまで遠征するハメになってしまった。やっぱりメインパソコンが動かないのは不便だし精神衛生上よろしくない。
私はGH-PCU31-VHの後継機種、GH-PCU22-VGが欲しかったのだが、あいにく買いに行ったショップには置いていなかったので、GH-PCU31-VH購入当時に最後まで迷ったCOOLER MASTER JET4を購入。こちらは天下の冷却パーツメーカー・COOLER MASTER製なので信頼度はバツグン。あのGIGABYTE製クーラーの形状や機能が結構お気に入りだったんだけどなぁ。
帰宅後早速取り付けて起動。若干騒音が大きくなったような気がするけども、やはりよく冷える。ブロアー型CPUクーラー最高。これで安心して再びパソコンを酷使できるってもんだ。CPUも無事生きていたし。
外したGH-PCU31-VHのファン部分を見てみると、かなりヤニと埃で汚れている。ケースファンに防塵フィルターを取り付けても結構汚れるんだねぇ。
借金が増えたのは気にしない……。
<関連サイト>
GIGABITE Japan
COOLER MASTER Japan
(2005年1月26日 記事修正)
(2020年12月19日 記事修正)
(2022年11月28日 記事修正)
[初出: Ke1gonoWeblog (はてなダイアリー版)]