2023/02/12

帰ってきた“どーなんでしょ、コレ”

FiiO R7

スマートフォンをはめ込んだようなAndroid搭載デスクトップオーディオデバイス。
バカみたいな外観(失礼)だけど、スペックはかなりしっかりとしていている。
けどお値段がかなりのものだし、Androidを搭載するのは良いが、きちんとOSアップデートやサポートをどこまでやるのかが懸念事項…。

FiiO R7

  • メーカー:FiiO
  • 発売日:2023/02/03
 

<関連サイト>
ASCII.jp:音楽ストリーミングと相性抜群なAndroid内蔵のデスクトップオーディオ機器「R7」が発売
FiiO R7 製品情報
FiiO Japan – High-Res Audio Products | FiiO Electronics

2023/02/08

Mastodonインスタンス立ち上げてみた

 さて、棄てた筈のドメインも取り戻しているし何がしたかったのかというと、実はMastodonインスタンスを立ち上げてみようとここ数日苦闘していたのだった。

 VPS(Virtual Private Server - 仮想専用サーバー)をレンタルし、そこからスタートアップスクリプトを使ってUbuntuやらMastodonをセットアップした後にVPSとドメインを接続させる。
 …しかしどうにも500エラー(Internal Server Error - サーバー内部エラー)が発生してMastodonの画面が一向に出てこない。なんだよスクリプト使って簡単にMastodonインスタンスが立ち上げられるんじゃなかったのかよ!どうなってんだよ!さくらインターネット!!
 とにかくUbuntuやらLinuxやらNginxやらMastodon関連の解説サイトをググりまくって穴が開くほどにらめっこ……したってド素人が解るわけないのに。

 無い知恵をなんとか捻り出そうとよくよくブラウザーとにらめっこしているうち、自分のMastodonインスタンスに設定したURLにアクセスすると、HTTPSにリダイレクトした後に500エラーが出ており、その際アドレスバーにHTTPSの鍵マークが出ていない事に気が付いた。そこに気付けば原因は何という事はない、つまりSSLサーバー証明書の取得がきちんと行われていなかったという初歩的なミス(Let's Encryptを利用したが、英語だしよく分らんままコマンド入れただけだった)。証明書の取得がきちんとできたら…

 …ん?!なんか出てきた!!

 これが出てくれば最後の仕上げ「アセットの作成」というのをすればいいらしい(全然分かっていない)が、コマンドを実行してみるとここでメモリ不足によるエラーが発生。えぇうそーん!VPSのプラン上げてメモリ容量増やさなきゃダメなのかしらん?!どうなってんだよ!さくらインターネット!!…そこでまたググってウラワザみたいなコマンドを見つけたところで、そいつを利用して実行してみたらアセット作成が無事完了。そして…

インスタンスが……インスタンスが立ってる……。
立ーった立った! インスタンスが立った! わーい!

痛みに耐えて(?)、よく頑張った。感動した!

 こうしてMastodon独りインスタンス、名付けて『Ke1gonoMastodon』(我ながら相変わらずのネーミングだな…)が立ち上がった。しかしこんなんでまともに運用続けられるんかねぇ…。まぁ、手入れ失敗でOSやデータ破壊やらかそうが(VPSも有料だし)しれっとサーバー撤収しようが、独りだし気ままに運用できるから良いんだけど。
 とにかくこれで好き勝手自由にツイート…もといトゥートできる場所ができたので、暫くはあっちで書き捨てていくとするか。…結局またこのWeblog放置するんか?

Linuxをマスターしたい人のための実践Ubuntu

  • メーカー:秀和システム
  • 発売日:2022/12/09
  • メディア:単行本 (ソフトカバー)
 

<関連サイト>
Mastodon - 分散型ソーシャルネットワーク
Ke1gonoMastodon

(2023年2月10日 記事修正)

2023/01/01

2023年 元日

 …気が付けば2023年だよ、相変わらずおめでたくはないね。

 ……ん?

 ………。

 …………。

 ……………あれ?またこのWeblog(ネットデブリ)しれっと復活してる!!!!

 …とまぁ偶々このサイトを訪れてこれを読んでいる人にはなんのこっちゃ、なにがどこが面白いんだってな独りヨガりな書き出しで、4度目のWeblog復活。相変わらずDesolateしてますけど。奇しくも暫く休止状態だった『Need for Speed』シリーズの新作リリースと時をほぼ同じくして帰って来たけど、昔このWeblogで慣例にしていたタイトル変更…『Ke1gonoWeblog Unbound』はしないでおこう――やっぱり―見さんにはなんのこっちゃ。
 歳のせいもあるのか、モチベーションも文章力も体力も落ちてライブやイベントに行ったりしても疲れ切ってあまり内容を覚えておらず結局記事がこれといって書けなかったりと、そうこうしているうちに長い事サイト放置していて、2021年秋頃にひっそりとサイト削除し、それからおよそ1年余り粛々と工場内作業に打ち込んでいたのだが、なんだかんだでもおよそ20年近く掃き溜めとしていた場所を潰したら潰したで、とはいえ他にアウトプットするような場所も無く体内に溜まる一方で鬱々とし出したので、やっぱこういう掃き溜めは残しておくべきなんだなぁと、過去3回サイト潰しているのにまたまた改めて感じて再び復活させてみた。もしくは単に時々自分のWeblogを眺めるのが楽しいだけだったりもするが。まぁ別に匿名Weblogやら非公開で独りで勝手に書いてろよって話だけれども…。…まぁもうこんな自分日記を長々ダラダラ書いて公開しているのは古いし、第一他の人には面白くもないよねぇ。

 せっかくWeblog再開するなら、もはや仕様的にもレガシー過ぎて、いつGoogleから打ち切られるか分からないDesolate状態のBloggerより、これを期にWordPressに移行しようかともちょっと思ったけど、そこはとりあえずなんだかんだで使い馴染みのBloggerでまた暫く続けようと思う。てかGoogleもWordPressを取り込むなり模倣するなり、負けずにBloggerをもっとパワーアップしてくれ!やる気出せ!…遅いか。

 ところで復活させた過去記事だが、相変わらず文章修正していたり、それに飽き足らずせっかくなので写真を更にお蔵出しして補強していたりもする。暇ができたら更に過去記事内の低画質な写真もデジタルリマスターしようか…なんて我ながら下らん作業をするのが好きなヤツだ。そういえば2020年末もこんな感じでWeblogの大幅改修作業に熱を上げてたっけなぁ。もはや過去記事を振り返りつつ改修している方が楽しいという懐古趣味。その割にはサイトデザインとかテンプレートはBloggerだとあまりに面倒過ぎるのでほぼ弄らんのだけど。一生どうでしょう (記事修正)します。

▲ 毎年恒例となった元日早々深夜独りキムチ鍋。美味い美味すぎる!
▲ なんとなく『フラグの国のアリス』オープニングダンスでも。
© 1992 VICTOR MUSICAL INDUSTRIES, INC.

ウルトラボックス 6号

  • メーカー:ビクター音楽産業
  • 発売日:1992/01/31
  • 対応機種:PC-Engine CD-ROM2
 

2022/12/25

PC-Engineメモリーズ - 『真・女神転生』

『真・女神転生』
SUPER CD-ROM2 / 1993年12月25日発売 / アトラス

 Super Famicom版(以下“原作”)から約1年後に発売されたPC-Engine移植版。
 ハードウェア的な理由によりサウンド(特に本作の代表曲とも言える『Ginza』の後半が省略されているのが残念)や画面周りでダウングレードしているとはいえ、原作をほぼ忠実に(ウラワザ含めて)移植していて「PC-Engineでもよくここまで頑張った」といった感じではある。このPC-Engine版の数か月後に発売された、別メーカーに魔改造されたMEGA-CD版を見ればそりゃあねぇ…。
 それでもただの移植というだけでもなく、一部グラフィックの追加(主にモブキャラのバリエーションが増加)や、随所にPC-Engineらしく全画面ビジュアルが付け加えられている。あとは、PC-Engine外部記憶装置『メモリベース128』対応によってセーブデータが10個まで増やせたり(しかしメモリベース128は電池切れやちょっとした衝撃にも弱くてあっさりデータ壊れちゃったりしたっけなぁ…)、セーブデータより判明した悪魔を一通り閲覧するだけのアナライズモードがタイトルメニューにある。
 そしてPC-Engine版に隠された特筆すべきポイントは主人公の愛犬・パスカルの件か。原作では序盤の吉祥寺・エコービルで行方不明になり終盤に(悪魔合体していなくても)ケルベロスとして再会するだけだったのだが、PC-Engine版ではエコービルの件からその後間もない市ヶ谷駐屯地の地下牢に捕らえられていて、救出すればゴトウ戦やトール戦に加勢してくれる(当然ケルベロス化している場合)。その後は原作と一緒で再び行方不明になるが、そこまでケルベロス化させないままにしておくと、終盤の再会時にケルベロス化したパスカルではなく、PC-Engine版で新たに書き起こされたスペシャル悪魔"イヌ パスカル"として出現し仲魔になってくれる。これがまた強くてラストまで愛犬として傍らで大活躍してくれる。

 といった感じで原作から補強された部分もあるけれど、しかしあの超カッコいいBGMが(頑張って再現されてはいるけれど)劣化しているのが兎にも角にも大きなマイナスポイントなので、敢えてPC-Engine版を絶賛オススメする程ではない。
 あとPC-Engine版はゲーム中頻繁にディスクアクセスをする為、実機でプレイすると読み込み不良によるフリーズが発生しやすかったりする(筆者経験上)。現在ならエミュレータと仮想CD機能を駆使して(『Ootake』や『RetroArch』等)対処すれば安心だし快適。

  
▲ ドーンと大画面でゴトウ様のむさくるしい股間が拝めるのはPC-Engine版だけ!ちなみにトールは全画面ビジュアルは無いのに何故ゴトウだけ…。
  
▲ 原作では棒立ちだった、ゾンビ化された幼馴染みが拘束されている。他にもよく見比べるとグラフィックが随所に追加されている。
 
▲ ケルベロス化しないでおくと独自に悪魔化した愛犬パスカルが仲魔に。格好良ェーし強えェ!
     

 

        
▲ Super Famicom版。なんだかんだで後の次世代リメイク版を含めても、原作にして既に高尚で音も素敵だしプレイしていてやはり一番愉しい。まさに傑作。

『真・女神転生』
MEGA-CD / 1994年2月25日発売 / シムス

 余談だがせっかくなので軽く補足しておくと、MEGA-CD版は御覧の通りただの移植ではなく、シムスによる渾身(なのかどうかは定かではないけど)の手入れが施され、グラフィックだけでなく内部の仕様までもかなり改変されていて、オマケにBGMは一部を除いてCD-DAによる独特のアレンジバージョンだし、更には28体もの独自追加悪魔もあって他機種版をプレイしていても新鮮に愉しめる。かと言って他機種版より洗練されたという訳でもなく、改良改悪入り混じったまさに魔改造という感じ。

        
▲ 何故にこんなにも魔改造しちゃったんだろうねぇ…。因みに公式では“後藤”ではなく“五島”。

© 西谷史 / シップス © ATLUS / 遊企画 © 1994 SIMS

真・女神転生

  • 出版社/メーカー:アトラス
  • 発売日:1993/12/25
  • 対応機種:PC-Engine SUPER CD-ROM2
 

真・女神転生

  • 出版社/メーカー:アトラス
  • 発売日:1992/10/30
  • 対応機種:Super Famicom
 

真・女神転生

  • 出版社/メーカー:シムス
  • 発売日:1994/02/25
  • 対応機種:Mega Drive MEGA-CD
 

2021/01/01

2021年 元日

 ……気が付けば2021年だよ!!相変わらずおめでたくないよ!…いやマジで社交辞令でも言いたくないなこのご時勢。
 ちなみに2021年突入時は『SD GUNDAM G GENERATION CROSS RAYS』でせっせとモビルスーツを開発している最中だった。…え?どうでもいい?

 2020年は結局世の中“コロナ禍”だの一色で、私はただ工場勤務を黙々と続けただけで結局終わってしまった。
 まあコッチは田舎だし、自分としては正直対岸の火事ではあったが、勤めている工場も本社が東京にあるせいもあって対策だのと騒ぎ出し、休憩室に行けば必ず誰かがテレビを点けて、馬鹿の一つ覚えのように感染人数を毎日毎日ただ加算しつつ煽り立てているだけのニュースやワイドショーを観て辟易としている。嫌なら観るなテレビを点けるな。…うーんこれが老害ってヤツなのか?
 考え方を変えれば、こういった厄災が数百数千年の後にどこかの神話や民話に組み込まれていって(大袈裟に)語り継がれていくんだろう(その頃まで人間が存在していればね)とすると、それはそれでこの先どうなるかちょっと面白くなってくる。

 …とまぁそんなよく分からん愚痴を延々書いていても怒られるだけなので話を変えると、2002年5月に個人サイトを立ち上げてから何だか要領を得ない記事ばかり書き貯めなんだかんだで気が付けばもうすぐ19年(一時閉鎖したり放置したり間が開いているけど)。で、始めた当時21歳だった私も今年で遂に四十路突入へ…。己の身と共に記事執筆意欲も新しい記事が年に一つ二つとかそんなペースになっちまってすっかり衰退していく一方である。という事で、すっかり荒廃してしまったこのWeblogのタイトルを『Ke1gonoWeblog (Rebuild)』から『Ke1gonoWeblog (Desolate)』 (Desolate = 荒廃、孤独、惨め…等)へ変えてみた。まさにこのWeblogにも今の時勢にも相応しいサブタイトル…あーあ。
 とはいえ、ふとした事からHTML5で新たに導入された<figure><figcaption>タグを知ったのをきっかけに過去記事のHTMLタグを改修、ついでに文中「さて」「ところで」「という訳で」とか不必要な接続詞を口癖のようにやたら付けていたのが目に付いたんで、殆どの記事を今更ながら推敲したりと、実は久々に(違う方向で)サイト更新を熱心にやっていた2020年の年の瀬。…相変わらず何やってんだか。

 こんな感じで、今年こそはあれこれ記事をちょくちょく書いていけたらいいな……毎年言ってんなコレ。

▲ 新年早々深夜に独りキムチ鍋。美味い美味すぎる!

SD GUNDAM G GENERATION CROSS RAYS (通常版)

  • メーカー:バンダイナムコエンターテインメント
  • 発売日:2019/11/28
  • 対応機種:PlayStation 4
 

SD GUNDAM G GENERATION CROSS RAYS (通常版)

  • メーカー:バンダイナムコエンターテインメント
  • 発売日:2019/11/28
  • 対応機種:Nintendo Switch
 

<関連サイト>
『SD GUNDAM G GENERATION CROSS RAYS』 公式サイト

(2020年1月5日 記事修正)

2020/12/15

『夢幻戦士ヴァリス』が突如再復活予告!

© Edia Co.,Ltd.

 ……………今度は大丈夫だろうぉなぁ?おい!

 あの『夢幻戦士ヴァリス』が突如「35周年記念 ヴァリス復活プロジェクト」と題してまたしても復活。
 過去に当サイトでもネタにした事があったのだが、生みの親であった日本テレネットが崩壊直前に自ら“アダルトゲーム堕ち”させてシリーズ作品に泥を塗るどころか“白濁の液”を塗りたくってしまうという大暴挙を成し遂げ(堕とされたタイトルはその他にも『アークス』と『魔法の少女シルキーリップ』がある)、ゲーム史上に一味違う伝説を作ってしまったのが2006年。その後2007年10月に日本テレネットが事業停止後、『夢幻戦士ヴァリス』を含めたゲームタイトルの知的財産権はスターフィッシュ・エスディ → サンソフトことサン電子(2009年12月) → シティコネクション(取得時期不明)へと渡り歩き、2020年1月にエディアという会社が取得していた(139タイトル)。その際に各種ゲーム機やSteam(!!)等での配信(Project EGGでの配信も継続中)、グッズ展開等を行う事を表明したらしい。
 まずはプロジェクト第1弾として(…でいいのかな?)、海外版『Nintendo Switch Online』に『SUPER VALIS IV(スーパーヴァリス 赤き月の乙女)』を配信(2020年12月18日より。しかし日本での展開は配信を含め現時点で全て未定)する事から察すると、とりあえずは過去作品の復刻(エミュレート)配信だと思われる。その後リメイクや完全新作を製作するのか、それとも再び堕とされ孕まされるのか(おいおい)どうかも現時点では不明。

 …まぁ個人的には、エディアという会社がそもそもモバイルコンテンツ開発を主とした会社なので、あまり大きな期待はしない方が良いんだろうなとは思っている(実際プレスリリースにも「ライセンスビジネス強化戦略の一環として(中略)知的財産権を取得」と書かれている)。それでも『夢幻戦士ヴァリス』シリーズ含めて日本テレネットのゲームが本当にSteamで配信されたら購入してあげても良いか(『夢幻戦士ヴァリス COMPLETE』や『夢幻戦士ヴァリス COMPLETE PLUS』は所有しているけど)。

Project EGG No.0004 夢幻戦士ヴァリス COMPLETE

  • メーカー:ボーステック
  • 発売日:2004/06/24
  • 対応機種:Windows
 

夢幻戦士ヴァリス COMPLETE PLUS

  • メーカー:Project EGG
  • 発売日:2011/11/24
  • 対応機種:Windows
 

<関連記事>
名作『夢幻戦士ヴァリス』がエロゲーで復活…………… (2006年03月02日)
日本テレネット業務停止、そして… (2007年10月30日)

<関連サイト>
夢幻戦士ヴァリスWikipedia
「夢幻戦士ヴァリス」が35周年を機に復活。「MAPLUS+」のエディアが“ヴァリス復活プロジェクト”をスタート4ganer.net
「夢幻戦士ヴァリス」まさかの復活 多くのビキニアーマー大好きおじさんを生んだ伝説のゲームねとらぼ
夢幻戦士ヴァリス 公式サイト
株式会社 エディア

(2020年12月22日 記事修正)