……………今度は大丈夫だろうぉなぁ?おい!
あの『夢幻戦士ヴァリス』が突如「35周年記念 ヴァリス復活プロジェクト」と題してまたしても復活。
過去に当サイトでもネタにした事があったのだが、生みの親であった日本テレネットが崩壊直前に自ら“アダルトゲーム堕ち”させてシリーズ作品に泥を塗るどころか“白濁の液”を塗りたくってしまうという大暴挙を成し遂げ(堕とされたタイトルはその他にも『アークス』と『魔法の少女シルキーリップ』がある)、ゲーム史上に一味違う伝説を作ってしまったのが2006年。その後2007年10月に日本テレネットが事業停止後、『夢幻戦士ヴァリス』を含めたゲームタイトルの知的財産権はスターフィッシュ・エスディ → サンソフトことサン電子(2009年12月) → シティコネクション(取得時期不明)へと渡り歩き、2020年1月にエディアという会社が取得していた(139タイトル)。その際に各種ゲーム機やSteam(!!)等での配信(Project EGGでの配信も継続中)、グッズ展開等を行う事を表明したらしい。
まずはプロジェクト第1弾として(…でいいのかな?)、海外版『Nintendo Switch Online』に『SUPER VALIS IV(スーパーヴァリス 赤き月の乙女)』を配信(2020年12月18日より。しかし日本での展開は配信を含め現時点で全て未定)する事から察すると、とりあえずは過去作品の復刻(エミュレート)配信だと思われる。その後リメイクや完全新作を製作するのか、それとも再び堕とされ孕まされるのか(おいおい)どうかも現時点では不明。
…まぁ個人的には、エディアという会社がそもそもモバイルコンテンツ開発を主とした会社なので、あまり大きな期待はしない方が良いんだろうなとは思っている(実際プレスリリースにも「ライセンスビジネス強化戦略の一環として(中略)知的財産権を取得」と書かれている)。それでも『夢幻戦士ヴァリス』シリーズ含めて日本テレネットのゲームが本当にSteamで配信されたら購入してあげても良いか(『夢幻戦士ヴァリス COMPLETE』や『夢幻戦士ヴァリス COMPLETE PLUS』は所有しているけど)。
<関連記事>
名作『夢幻戦士ヴァリス』がエロゲーで復活…………… (2006年03月02日)
日本テレネット業務停止、そして… (2007年10月30日)
<関連サイト>
夢幻戦士ヴァリス (Wikipedia)
「夢幻戦士ヴァリス」が35周年を機に復活。「MAPLUS+」のエディアが“ヴァリス復活プロジェクト”をスタート (4ganer.net)
「夢幻戦士ヴァリス」まさかの復活 多くのビキニアーマー大好きおじさんを生んだ伝説のゲーム (ねとらぼ)
夢幻戦士ヴァリス 公式サイト
株式会社 エディア
(2020年12月22日 記事修正)