3月に配信され、日本人プレイヤー大ブーイングの中配信停止となっていたXbox 360版『悪魔城ドラキュラX ~月下の夜想曲~』(Xbox LIVE Arcade)。
海外PlayStation版がベース(+マルチランゲージ?)となっているので、日本語環境でもキャラクターの音声は英語のみ、メッセージの文字化けや、ロゴやオープニングデモ内での表記が『CASTEVANIA -Symphony of the Night-』等、日本の『ドラキュラ』シリーズファンをガッカリさせる内容であった。
そもそも移植を担当しているのがXbox LIVE Arcadeをはじめ他機種でのアーケードゲーム移植(エミュレーション)ソフトの制作でお馴染みとなっている海外メーカーDigital Eclipseで、日本のコナミスタッフはXbox 360版には関わっていない(プロデューサーIGA氏は監修に携わっているというが明らかに疑わしい)。それにしても少なくともこのような内容で日本向けに配信したら日本人ユーザーからクレームが来るのは解り切った話ではあるとは思うのだが(日本で配信されただけ有り難いという意見もあるが…)。
しかし、ようやく7月中旬に正式な日本語版の配布が公式発表された模様。ただしこれは現在配布されているプログラムとは別物となり新たにダウンロードして購入する必要がある(従来版を残したままでの正式日本語版の動作保証はしないとの事)。その代わりに従来版を所持している日本ユーザーには購入した際のMicroSoft Pointも返金される。
正式日本語版は、日本語音声も完全収録している関係でサイズは従来版よりも大きくなるらしい。ついでにSaturn版の追加要素も含んであれば最高なのだが…。
<関連サイト>
Xbox360ライブアーケード「悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲」をダウンロードされた皆様へ。
XBLArcade『悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲』日本版不具合対応開始 (Game*Spark)
Xbox Live Arcade 『Castlevania: Symphony of the Night』 紹介サイト (Xbox.com Japan)
突然ですが…。(イガログ)