ようやく手に入れたau初のスマートフォン(スマートブック)“IS01”。
…ったく、どんだけ待たせんだよ!6月上旬発売と公表されながらも、なかなか正式な発売日も公表されず散々待たされ、ショップに予約までしたものの、もう待ちくたびれてキャンセルして他のキャリアのスマートフォンでも買おうかと思っていたのだが、なんとか6月30日に滑り込み発売された。
さて、このWeblogでのこのテの記事では恒例となるベンチマーク祭りを……といきたいところだが、ベンチマークしたところで比較対象も無いので、とりあえず色々弄ってみたリポート。
<本体スペック> | |
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CPU | Qualcomm Snapdragon 1GHz |
OS | Google Android 1.6 |
VGA | Qualcomm Snapdragon 内蔵 |
LCD | 約5.0インチフルワイドVGA++ (960×480ピクセル) マルチタッチ対応NewモバイルASV液晶 |
内蔵ストレージ容量 | 約3.4GB |
外部ストレージメモリ | microSDHCカード (16GBまで対応) |
バッテリー | 1400mAh (交換可能) |
通話時間 | 約310分 (暫定値) |
待受時間 | 約200時間 (暫定値) |
無線LAN | 802.11b/g対応 DLNA対応 |
アウトカメラ | 有効527万画素CMOS (オートフォーカス・デジタル手ぶれ補正対応) |
インカメラ | 有効43万画素CMOS |
イメージセンサ | CMOSイメージセンサー |
外部I/F | microUSB 平形イヤホン |
その他の機能 | A-GPS 地磁気コンパス Bluetooth 2.1+EDR ワンセグ 赤外線通信 (IrSimple/IrDA) |
OSはAndoroid 1.6という事で、巷では既にAndroid 2.xが提供されている今、もはや時代遅れ感は否めない。
とりあえずWeb関連から。
標準装備のブラウザはなかなか使いやすい。表示サイズもかなり細かくする事ができる。Flashコンテンツは表示できないが、JavaScriptはほぼきちんと表示できるので、各種プロバイダのWebメールページも見られる。但し、一部サイトではモバイル専用ページが表示されてしまい、そこだけが非常に残念。
『Opera Mini』では画面にポインタが表示され、トラックボールを操ってブラウズが可能だったり、オプションでモバイルページに飛ばないようにできる等便利な機能も沢山あるが、正式版ではないせいか不具合が発生するサイトもあり、メニューも日本語化もされていない。
Android 1.6向けにはFlash Playerが提供されていない為、標準またはその他のWebブラウザでFlashコンテンツを表示する事はできない。当然ニコニコ動画(ニコニコ生放送)やUSTREAMもブラウザから視聴する事は不可能であるが、YouTubeに関しては標準装備の専用プレイヤーを用いて視聴する事ができ、USTREAMについても専用アプリをダウンロードしてくれば視聴・配信共に可能である。
ニコニコ動画も専用アプリ『NicoRo』が有志により開発中でアルファ版がAndroidマーケットにて公開されている。IS01でも動作できたが、しかし開発中のせいもあってか制限が多く、動画再生自体も処理落ちしまくりで0.75倍速で再生しているような感じ。ニコニコ生放送に関しても、コメントビューアーだけは公開されているが放送自体の視聴は現状無理である。iPhone等と同様に専用視聴アプリさえ提供されれば可能だろうが、もはやAndroid 2.2でAdobeから公式にFlash Playerが提供されてしまった現在ではもう有り得ないだろうな…。
続いてはマルチメディア再生テスト。標準装備のプレイヤーで再生可能なファイルは音楽系だとMP3、AAC、3GP、MID、WMA、IMY、OTA、OGG、動画系だとMP4、3GP、WMVとなっている。
次回は、またしてもこのサイトで恒例となりつつある、IS01でのカメラテスト編。またいつもの場所でロケしてくる予定。
<関連サイト>
au IS01 公式サイト (au)
IS01 製品情報 (シャープ 株式会社)