2009/11/21

“Meiryo UI”をWindows XPでも使いたいんだバカヤロー!

 …やっぱりさぁ、Twitterでブツブツ呟いてるとWeblogにこうやって長々しい記事なんてだんだん書かなくなるものだよねぇ…。

 さて、それはさておき。
 去る11月16日にMicrosoftからWindows Vista(以下、Vista)とWindows Server 2008(以下、WS2008)向けに〝メイリオフォント アップデート”なるパッチファイルが配布された。
 これはWindows 7(以下、Win7)から新たに搭載された“Meiryo UI(メイリオUI)”という新フォントをVistaとWS2008にも追加する(正しくはメイリオUIが梱包された新たなメイリオフォントセットファイルに置き換える)為のものなのだが、何でWindows XP(以下、WinXP)向けには配布しないのさ?!どーせ中身は一般的なフォントファイルなんだろーが!
 …つーコトで、配布されている“Windows6.0-KB975929-x86.msu”をダウンロードしてアーカイバーソフトで無理矢理解凍してみるも、出て来たのは意味不明なファイルだらけ。…ったく、つまらん小細工しやがって…。
 そこでWinXPでmsuファイルの正しい解凍(ファイル抽出)方法が無いものかと検索してみたところ、そのものズバリな記事があった。…がしかし、できない事はないけどもその為にはVista以降の“expand.exe”(WinXPにも同名ファイルはあるが、バージョンが古くて解凍できない)とその他システムファイルが必要。やはりWinXPでは無理なのか…。
 …と、ここで閃いた。…待てよ、確かVistaの仮想HDDイメージファイル(VHD)がダウンロードセンターにあったよな。それ使えばいいじゃん!…という事でダウンロードセンターを検索してみる。するとVistaのVHDは削除されてもう無かったが、Win7のVHD(但し90日間限定起動版。要は体験版)があったので、大容量でかなり時間が掛かったが何とかダウンロードし、Microsoft謹製のPCエミュレータ『Virtual PC』を使って起動。果たしてウチのシングルコアPentium 4 (Prescottコア:3.20EGHz) でまともに動いてくれるかどうか…。

 …かなりの時間を要したがなんとかセットアップも完了し、やっと出たWin7のデスクトップ。…それにしても重い!画面効果を全て切ったら少しは軽くなったがそれでも重い。ま、動かしてる環境が環境だから仕方無いが。
 このVHDは(Enterprise Editionの)英語版で日本語化されておらず、それにVistaさえ触った事のない私なので、設定の出し方(フォルダオプション)とかがサッパリ分からない!コントロールパネルを開いても(英語だし)WinXPと表記が全然違うのでサッパリ分からない。
 Win7上で解凍作業を行おうとも思ったが、動作が重くてストレスが溜まるので、ファイル検索で必要なファイル群を抜き出し、WinXPに転送して早速解凍作業開始。実行ファイルも含めていずれのファイルも新しいのだがWinXPでも実行できる。

 なお、単に“Meiryo UI”フォントが欲しいだけなら、Win7の[Fonts]ファイルから抜き出してWinXPにコピーすればそのまま普通に使えるのであるが、今回は“msuファイルからのファイル抽出"という好奇心で敢えてこんな面倒な事を行っております。…べ、別にWin7を買えないビンボーな俺だからという訳じゃないんだからね!

 まずはVistaもしくはWin7から“expand.exe”と以下のファイルを用意し、ひとつのフォルダに入れておく。今回はCドライブの“expand_win7”というフォルダに置いた。

<“expand.exe”に必要なシステムファイル>
dpx.dll
Kernel32.dll
msdelta.dll
mspatcha.dll
※ なお、ここに[ja-jp]というフォルダとその中に“expand.exe.mui”というファイルもコピーすればメッセージが日本語化されるらしいが、今回使用したVHDには入っていなかった。

 msuファイルからアーカイバーソフト等を使って解凍する。


(筆者は『Explzh』を使用)

 今回はコマンドが打ち易いように“c:\expand_win7”に解凍したファイルをまとめてぶち込んだ。

 [コマンド プロンプト]を起動して“expand.exe”のあるフォルダへ移動し、そこで

expand [cabファイル] -f:* [解凍先フォルダ]
 なお、“expand.exe”のあるフォルダとcabファイルが異なるフォルダにある場合は、
expand [ドライブ:]\[cabファイルのあるフォルダ]\[cabファイル] -f:* [ドライブ:]\[解凍先フォルダ]
 となるが、今回の例だと
expand Windows6.0-KB975929-v2-x86.cab -f:* c:\expand_win7
 と入力すると、解凍作業が始まる。

 すると、沢山のゴミファイルの中に幾つかのフォルダができており、その中を覗くと…。

 ………あった!!
 通常の“meiryo.ttc”と、太字(ボールド)の“meiryob.ttc”、それぞれ作成時間の違うフォントファイルが1つずつ入ったフォルダが6つ、双方合わせて合計12つ生成されたが、ハッシュ値を調べると6つ全て同じものだったので、適当な一つずつをWinXPの[Windows\Fonts]フォルダに、既存のメイリオフォントセットと置き換えれば作業は完了。

 予想通りやっぱり一般的なフォントファイルだったじゃねーか!

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<関連サイト>
MSU ファイルを Windows 2000で解凍してみる実験黒翼猫のコンピュータ日記 2nd Edition - Windows 2000 Blog
ダウンロードの詳細 : メイリオフォント アップデートMicrosoft ダウンロード センター
窓の杜 - 【NEWS】MS、機能制限なしで90日間試せる“Windows 7”を仮想ディスクイメージとして公開窓の杜
Download details: Windows 7 (体験版VHDダウンロードページ)

(2009年11月25日 記事修正)
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