…やっぱりさぁ、Twitterでブツブツ呟いてるとWeblogにこうやって長々しい記事なんてだんだん書かなくなるものだよねぇ…。
さて、それはさておき。
去る11月16日にMicrosoftからWindows VistaとWindows Server 2008向けに〝メイリオフォント アップデート”なるパッチファイルが配布された。
これはWindows 7から新たに搭載された“Meiryo UI(メイリオUI)”という新フォントをWindows VistaとWindows Server 2008にも追加する(正しくはメイリオUIが梱包された新たなメイリオフォントセットファイルに置き換える)為のものなのだが、何でWindows XP向けには配布しないのさ?!どーせ中身は一般的なフォントファイルなんだろーが!
…つーコトで、配布されている“Windows6.0-KB975929-x86.msu”をダウンロードしてアーカイバーソフトで無理矢理解凍してみるも、出て来たのは意味不明なファイルだらけ。…ったく、つまらん小細工しやがって…。
そこでWindows XPでmsuファイルの正しい解凍(ファイル抽出)方法が無いものかと検索してみたところ、そのものズバリな記事があった。…がしかし、できない事はないけどもその為にはWindows Vista以降の“expand.exe”(Windows XPにも同名ファイルはあるが、バージョンが古くて解凍できない)とその他システムファイルが必要。やはりWindows XPでは無理なのか…。
…と、ここで閃いた。…待てよ、確かWindows Vistaの仮想HDDイメージファイル(VHD)がダウンロードセンターにあったよな。それ使えばいいじゃん!…という事でダウンロードセンターを検索してみる。するとWindows VistaのVHDは削除されてもう無かったが、Windows 7のVHD(但し90日間限定起動版。要は体験版)があったので、大容量でかなり時間が掛かったが何とかダウンロードし、Microsoft謹製のPCエミュレータ『Virtual PC』を使って起動。果たしてウチのシングルコアPentium 4 (Prescottコア: 3.20EGHz) でまともに動いてくれるかどうか…。
…かなりの時間を要したがなんとかセットアップも完了し、やっと出たWindows 7のデスクトップ。…それにしても重い!画面効果を全て切ったら少しは軽くなったがそれでも重い。ま、動かしてる環境が環境だから仕方無いが。
このVHDは(Enterprise Editionの)英語版で日本語化されておらず、それにWindows Vistaさえ触った事のない私なので、設定の出し方(フォルダオプション)とかがサッパリ分からない!コントロールパネルを開いても(英語だし)Windows XPと表記が全然違うのでサッパリ分からない。
Windows 7上で解凍作業を行おうとも思ったが、動作が重くてストレスが溜まるので、ファイル検索で必要なファイル群を抜き出し、Windows XPに転送して早速解凍作業開始。実行ファイルも含めていずれのファイルも新しいのだがWindows XPでも実行できる。
なお、単に“Meiryo UI”フォントが欲しいだけなら、Windows 7の[Fonts]ファイルから抜き出してWindows XPにコピーすればそのまま普通に使えるのであるが、今回は“msuファイルからのファイル抽出"という好奇心で敢えてこんな面倒な事を行っております。…べ、別にWindows 7を買えないビンボーな俺だからという訳じゃないんだからね!